誘惑のクモの糸?

2008年8月14日
たくさんの糸が闇の中に吊るされて
それぞれの糸に多くの人間がぶら下がっている。
ぶら下がった人間もまたクモの糸を垂らす。
まるで蜜でも塗ってあるがごとく
その糸にもまた人間が群がりぶら下がる。
やがて、重みに耐えかねて糸は儚く切れて消えていく。

糸は甘い誘惑の罠でもある。
迂闊に繋がれば手痛い目にあうこともある。
怖れを知らないわけではない。
危うい糸を見抜けないわけではない。
むしろ、自分からエサを撒くように
糸を垂らしている。
自己表現と称して自らを曝け出し
アンテナと化した誘惑の糸を放出している。
恋話、不倫、家族ネタ、趣味ネタ、世相ネタ、ペット、芸能、ゲーム、etc...
ありとあらゆるエサが糸の先端に張り付けられている。

だが、所詮、闇に浮かぶ細く儚いクモの糸。
撚りあえば強くなるが、ぶら下がれば即プッツン。

そんな糸に何故群がる?
何を求めてぶら下がる?
弱いものほど群れたがる?
寂しいから、ぶらさがる?

だったら光を当てて、リアルで丈夫なロープに
しがみつけばいいじゃないか
しかし、それは、なおさら危険を伴うかもしれない。
そして、簡単に切れない面倒くささも疎ましい。

歯がゆさだけが残る今日この頃・・・。

みんな好きにやればいいさ。
怪我しねーように、遊べばいいのさ。

そうよ、私もまた今まで通り遊ばしてもらうだけサ(笑)

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