私に相談するほとんどの人が、後になって言う言葉。
初めから私の言うとおりにしていればいいものを、
遠回りして辿り着くことになる。
私は「聞きあきたよ」とは言えず、よかったネ（＾ｕ＾）
なんて返すことになる。
今回も・・・、
「あなたの言ったとおりになってしまったわ」
と言われたが、私は「・・・・」返事をしなかった。
女房の父の具合が悪いと女房の実家から連絡があったのが、半年前。
義父が膝の痛みを訴え、リハビリに通っているとの手紙。
それからしばらくして、
膝を手術した。との連絡。
もうすぐ退院との連絡もあった。
しかし、その後、風邪をひいたのか、
体調がよくないので、しばらく入院している。
さらに、入院が長引きそうだと、手紙やメールで
女房がやりとりをしているのを見て、
一度見舞いに九州まで帰って来いよと言ってやった。
しかし、女房は、たいしたことじゃないから、
もっと悪くなったり危篤とかになったら帰ると言って、
そのままにしておいた。
ところが、今週はじめに気が変わったのか、
「週末に九州まで見舞いに行こうと思っている」と
言いだした。
私は、ゆっくり行っておいで、とホテルや新幹線の
予約を取ってあげた。
しかし、女房の姉から
「そんなに悪くもないし、近所や親戚の人からの見舞も
本人は疎ましく思っているようだから、来なくていいよ」と言われたらしく、
「やっぱり、やめとくわ」と、アッサリ予定変更して
しまった。
私は、「行ける時に行ったほうがいいし、せっかく行く気になったんだから・・・」と
見舞に行くことを勧めた。
実は、私も見舞に行く為の準備を進めていたのに、
そう言われて、私は、週末にボランティアの予定を入れて
しまった。
そしたら、先ほど、
「今から九州へ行ってくる」と突如、旅支度をした女房が
私の前に現れた。
「え！？、どうした？ 義父が危篤か？」と尋ねたら、
「違うと思うけど、姉から連絡が入って、すぐ見舞いに来たほうが良いって言われたから」
私は行けないけど、いいのか？の返事は無かったが、
「あなたの言ってたとおりになったわね」と、
苦笑いか微笑みか、わからない顔をしてポツリと言った。
私は、ちょっと待てと制し、女房の持ち物を尋ねると、
見舞金も携帯電話も持ってない。
お金も片道の運賃程度しか持っていない。
泊まるホテルも決めていない。
よく見れば、何、その格好？
普段着より見すぼらしいのと違う？(笑)
子供か・・(；一_一)
３０分ほど出発を遅らせて、
すべて整えてあげて見送った。
病院に着くのは、夜の７時になりそうだ。
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