【元厚生次官宅連続襲撃事件】

のほほ～んと、ハチャメチャに言いたい放題、
書きたい放題、すべて「なのだろう」の妄想だ(笑)
と、笑って書くのは不謹慎な事件だと心得ているが、
ある医事評論家の「行政に不満の犯行か」という意見が、あまりにも具体性がないので、私の思うところを書いてみた。

テロだろうか？
テロじゃないのだろうか？

テロだと仮定してみよう。

テロの場合、
①「核心」を突いて直撃するやり方と、
②その「周辺」を突いて、脅迫威嚇するやりかたがある。
元厚生次官は「核心」だったのだろうか？
違うと思う。
「元・・・」は沢山いるから玉数が要るし、
時間と共に用心され警備もされるので、
テロの効果を考えると効率が悪い。
したがって「核心」にはならない。
もし「核心」だとしたら、犠牲者は２０人ぐらいに
増えることになるが、そうでは無いだろう。

では、②の威嚇脅迫するための「周辺」だとしたら、
他に「核心」が存在することになる。

ここで、ひとつの仮説を立ててみる。

ある者が要求されていることがある。
しかし、その人は、耳を貸さないのか、
無視しているのか、実力がありすぎるのか、
無頓着なのか、鈍感なのか、
真っ向から要求に反対しているのか、
とにかく、いくら要求しても反応を示さない。
あるいは、近寄ることもできず要求すら届かない人だとする。

どうするか？

ある者に注意を払わそうとする。要求を聞けと脅かす。
その為に、関連するハード、関連するソフト等に
打撃を与えることで、威嚇脅迫すればいいと考える。
中でも、打撃を与えやすいモノを選ぶ。
弱そうなモノ。無防備なモノだ。
しかもショックの大きいことが選ばれる。
それが「周辺」へのテロだ。

さて、「周辺」の目標は、何なのか？
関連するキーワードは、「元」なのか「厚生」なのか
「次官」なのか「三重県出向」なのか、わからないが、
とにかく少数の「人物」にしたのだろう。

そして実行犯は、同一人物でなくても構わない。
よく似た手口ぐらいで充分なのだろう。
何かを要求してきたテロの黒幕は、
洗脳されたか生活感の無い鉄砲玉をつかって、
ちょいと火薬をつめて引き金を引くだけでよかった。

と、このぐらいは評論家でなくても、
簡単に想像したり思いついたりできる。

しかし、
テロではなくて、偶然に関連するキーワードがあった
だけの別々の事件だったとしたら、
報道あるいは警察（権力）に作為があることになる。
関連するキーワードを次々と探しだし、
事件を「行政への不満」の方向へと向けていることになる。

それにしても、なぜ「元厚生次官」なのか？
「元」を今さら攻撃しても・・・と思うが。
「現」を攻撃するのが「近い」のではないのか？
それほど「核心」の根が古くて大きいのか？
それとも、キーワードは、他にあるのか？
テロだとする根拠がぼやけて見える。

方程式を解くには、まだ何かが足りない。