秋風の訳

2009年10月25日 日常
暑くもなく寒くもない。
そんな環境が心地よいと思って、
日々、のんびりと暮らしていました。
いえ、これからも暮らしていけるハズなのですが、
時が流れ、季節が移り変わるのと同じように、
私の心も知らず知らずのうちに、いやむしろ否応なしに、
変化せざるを得なくなってきたのでしょう。

欲しいモノはある程度手に入れたと感じた頃から、
自分には物欲が無くなったと思っていた。
多少のモノは、錆びたり朽ちたり色あせたりしても、
もう、どうでもいいと思えるようになっていた。
物欲に明け暮れた苦しい日々から解放されたと思っていた。
同時に、いろんな欲求も満たされ、もう何も欲しいと思うモノが
無くなってきている自分を感じていた。

ところがどうだ(笑)
何か訳のわからぬ寂しさが、隅っこの方で渦巻いている。
まるでしつこい雑草のように芽生えてきている。

何なんだろう?

こんな些細なことで悩んだり考え込んだりしない性格なので、
ちっとも苦しくはないが、何なんだろう?と他人事のように
掘り下げてみたくなる。

もしかして、
人恋しいのか?
ネットの虚しさか?
物欲がでてきた為か?
夢がなくなったからなのか?
情熱不足なのか?
トシのせいなのか?

どれも当てはまるようで当てはまらない。
何かわからないけど、冷たい秋風が吹いている。

今年の秋は、長く続きそうな気がする。



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